今日は肩書きである “ともしびと” という名前について
書いてみたいなと思います。

この活動名を考えていた時に、
主に主軸にしたいなと思っていた活動は

・ハンドメイドアクセサリー作り
・絵と言葉の作品作り

の2つでした。

そのどちらも、作品を見て欲しい!!というよりかは、

その作品を選んでもらう時、
その作品を身につけた時、飾った時…

その時の感情を大切にしてもらいたい

ほっとしたり、
ワクワクしたり、
自分のことがもっと好きになったり、
何か踏み出すきっかけになったり…

そんな関わりを作品を通してできたらいいなという想いがありました。

そんな内容を包括して説明できるぴったりの言葉がなくて、

「なにか肩書きを考えてみたら?」と言ってもらったことがきっかけで、
色々考える中で、一番しっくりきた言葉が「ともしびと」でした。


✴︎ともしびと✴︎
魅力や可能性、また見ぬあなたに光を灯す。
そんな時間やアイテムを作る人、届ける人。

✴︎活動コンセプト✴︎
なんか好きだな、
なんか心惹かれるな、
なんかほっとするな。

うまく説明できないけれど、
気になるものがある。
贈りたいものがある。

それを一緒に見つけたい。届けたい。

「なんか」ってうまく言葉にできる一歩前。
その感情を大切にしたい。

それは本当の自分に気がつく
第一歩だと思うから。


HOME画面にも最初に書いているこの言葉たちが、
“ともしびと Fuchiko”としての活動コンセプトです。

私自身が「なんか好き」「なんか気になる」っていう
言葉にできない感覚を大切にしたくて。

それは、その時はよく分からないけど、
なぜか自分にぴったりなものだったり、
後から気づきを得られたり、
繋がるものごとがあったり。

ほんとのほんとは全部自分の中にあって、
全部知ってる。

それに気がつくきっかけが何か一つでもあったら、
たとえ些細なことでも
大きな変化に繋がるんじゃないかと思っていて。

そのきっかけになるのが「なんか」っていう
ちゃんとは言葉にできない感覚だと思うのです。

日常の中で、そんな変化のきっかけになるような…

まだその方自身が気づいていない部分が
ぽっと光で照らされるような…

そんな活動がしていきたいなという想いを込めています。

今まで、もはや肩書きはなくてもいいかな なんて思っていたけれど、

活動の軸が自分でも分かりやすくなったこと、
説明がしやすくなったこと、
色んな方にぴったりだねと言っていただけたことは、

私にとってはとても大きな収穫でした。

この軸がはっきりしたことで、

他のアクセサリー作家さんを見て比べたり、
焦ったりすることはかなり減ったし、

この肩書きを決めた後にやろうと思いついた
「自分に気がつくワークショップ」と、

あまり積極的に依頼を受けるのはやめようかなと思っていた
「名刺やロゴなどのデザインのお仕事」の2つも

新たに始めようと思えたり、
やっぱり今後もやりたいなと思えたりもしたのです。

軸さえはっきりしていれば、
逆に活動は色んなことができるなとも思っていて。

私は何か一つ打ち込めるっていうものもないし、
何か特別秀でているものもなくて、
それがダメなんじゃないかってずっと思っていたし、
何かに打ち込んでいる人がとても羨ましかったりもしたのですが、

そんな私に、
「色んなことができることが逆にすごい」
「色々やろうと思ってもできるわけじゃないから、それはいいことだよ」
「オールマイティーですね」

なんて言ってくれる方たちもいて、

軸がぶれなければ、
自分ができる範囲のことは色々やってもいいのかなって
そんな考えにシフトできるようにもなってきました。

そして、「なんか」って感情を
私は昔 忙しかった時はとても無視していて、

でも今振り返って思うことは、
一生懸命お仕事をこなすことよりも、

「なんかこれやりたいな」
「なんかモヤモヤするな」
「なんかここ行きたいな」とか

そんなちょっとした感情の変化を感じることの方が
大切だったなということを思ったりするのです。

感じ方は人それぞれなので、

「なんか」ってふわっとした表現は
逆に落ち着かない人もいるかもしれないけれど、

どんな表現にせよ、
自分について考える時間だったり、
自分自身の気持ちや感じ方の変化に気が付けることということは
大切なことなんじゃないかなと、

今の私は思っています。

もしかしたら今後変わってくるかもしれないけれど、

今の私が、大切だな・大事にしたいなと思うことを軸に、
活動を展開していきたいと思っています。

いつも書いてて着地点を見失うのですが…笑

またそれぞれのお仕事内容とか、
なんで今のこの考えになったのかとか、

そんなことも今後綴っていけたらいいなと思っています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

ふちこ

“ともしびと”という名前について