最近、見えない感情やエネルギーの部分が大切なんだよというお話を耳にすることが多くて、自分的にも色々としっくりくる考え方なので、そこを意識して生活しています。

今日は、そんなことを意識して生活する中で気がついたことなどについて、綴ってみたいと思います。

感情とは、人などの動物がものごとや対象に対して抱く気持ちのこと。喜び、悲しみ、怒り、諦め、驚き、嫌悪、恐怖など。(Wikipediaから引用)

と、されています。

私はこの「感情を感じる」という部分を結構無視してたというか、感じないようにしてた時期がありました。

というのも、6年間作業療法士として病院で働いていたのですが、その時に無意識にちょっと変な癖をつけてしまっていたのです。

最初に勤めていたのは急性期の大学病院だったので、結構目まぐるしく忙しくて。

急性期なので担当の患者様の急変があって、前日までリハビリをしてたのに翌日に容体が悪化したり亡くなってしまったり、長く関わらせて頂いた緩和ケアの方が亡くなってしまったり。

発症後・受傷後すぐで障害などを受容できない方もたくさんいらっしゃったり。

多職種とのやり取りも理不尽に感じてイライラすることがあったり、うまく伝えられなくて落ち込むこともあったり。

(もちろん患者様の良い変化とか嬉しいことも沢山ありましたが。)

色々感情も忙しかったわけです。

でも、その度に悲しんで泣いたり、イライラを顔に出したり、落ち込みすぎたら仕事にならないわけで。患者さんやそのご家族に共感しすぎて感情移入までしちゃったら距離感が保てなくなっちゃうわけで。

顔には出たりしてたとは思うんだけど、感じすぎるとやっていけなかったから、少しずつ感じすぎないように抑えて抑えて過ごす癖をつけました。

回復期のリハビリテーション病院に異動してからは、多職種との連携が増えてイライラすることがまた増えたりもして。

でも顔に出しすぎたらダメだと思ったし、患者さんに関係することだからできるだけ揉めたりせずに過ごしたいと思ってたので、そこでもまた感情を抑える癖をつけました。

その当時は無意識レベルでこれをやってて、
今思い返すとそいえばそうだったなっていう感じなのですが、

自分にとって嫌な感情(悲しい、イライラする、落ち込み など)を感じないように抑えていたら、嬉しい、楽しいといった感情も感じにくくなってました。

それにも当時は特に気づいてなかったのですが、ある時に綺麗な夜景を見たのに全然キレイって思わなくて。(頭では綺麗な景色って分かるんだけど、心が動かなかった)

“あ、私やばいかも?” ってその時初めて思ったのでした。

その後、広島に来るきっかけになったサロンとの出会いがあって、色んな方との出会いとか、ヒーリングとの出会いとか、諸々を経て徐々に感情を取り戻した感じだったりもします。

(だいぶざっくりと書きましたが、またそのうちこのあたりのことも書こうと思います。笑)

そして最近、もう一つ気がついたことが。

感情を感じきることが苦手なのは、OT時代の癖が根強いのかな〜って思っていたのですが、それだけじゃなくて。

私は「悲しい」を感じやすいのかもしれなくて、「傷つきたくない」みたいな気持ちが強いのかもしれないなっていうことにも気がつきました。

(怒りが出そうな場面も、だいたい悲しくなったりする。)

社交辞令だったり、その場のノリや雰囲気だったりで「また会おうね」的な約束だったり、「欲しいです〜」みたいな返事をすることってあると思うんだけど、

基本的に私はそれを全部鵜呑みにしやすいというか。

その時は本当にそう思ってても相手の気が変わることもあると思うんだけど、一旦信じちゃうとその後違った時に結構ショックを受けるというか。

遊ぶ約束を楽しみにしてたのに、急になくなるととてつもなく悲しくなるというか。

でも、そういうこともあるよね〜って平気なフリとか、物分かりのいいフリをする癖がこれは多分だいぶ昔からついちゃってて。

100%で相手の言葉を信じちゃうと違った時に自分がショックだから。

半分くらいで受け取る癖がついちゃって、褒め言葉とか嬉しいことも100%でなかなか受け取れないのかなっていうことに気がつきました。

最近は、悲しいもイライラもすぐに否定せずに、「私は今悲しい」「私は今イライラしてる」っていうことを一旦感じるようにしています。

一旦感じてみたら、「じゃぁどうする?」って自分に聞いたらいいのかってことが分かったので、すぐに抑えることをやめるようになってきました。

自分に聞いて、「相手に伝える(感情的にならずに)」「気分転換をする」「もうちょっと感じとく」って、そこも自分で選べばいいのかって考えに今はなっていたりもします。

そしたら嬉しいも楽しいも満足感とかも、前より格段に感じることが増えてきているなぁって感じます。

「傷つくのが怖い」という部分については本当に最近気がついたので、どうしたらいいんだろうなぁ?ってまだ模索中です。

そんな一面もあるんだね〜って認めるしかないのかなぁってことも思ったりしています。

「感受性が豊かだからこそ作れるものもある」というお話も聞いたので、この気質が今の物作りに活かせてたら嬉しいなぁ、、なんてことも思ったりしています。

なんだか真面目に綴ってみたら、ちょっと重めな文章になってしまった気もしますが…。笑

どの感情も否定しなくていいし、ちゃんと感じることって大事だなって今の私は思うというお話でした。

1ページのえほん展で描いた絵。

『feel』
ふわふわ トゲトゲ
ピカピカ もやもや
どんな色のどんな形の感情も
どれも自分。
どれがいいも悪いもなくて、全部自分。
どれもちゃんと感じよう。

インスタ見返したらいいこと書いてた(笑)

感情を感じるというお話は、

『君絵贈ル物語〜miraie〜』のワークの中でお話もしています。

次回は、7/21(火)17:00〜
広島市内で対面開催です。

あと2名様 参加受付可能です。

対面開催では、ワークの後にご自身で絵を描いて頂きます。

望む未来をイメージしながらピンときた色を選んで塗っていく作業は、なんだか瞑想のような時間でもあります。

できあがった絵も愛着が湧きますよ。

画材の用意はこちらでするので、特別な準備物もありません。

<金額は描くもののサイズによって異なります>

※参加者さまには、新型コロナウイルス感染防止対策として、以下の点にご理解・ご協力をお願いしています。

・定員は4名まで

・37.5度以上の熱や咳、倦怠感などの症状がある方のご参加はお断り致します。軽度であっても風邪様の症状がある場合は、参加はお控えください。(その場合、キャンセル代は頂きません。)

・来場時に手指消毒をお願いします。

・マスクの着用での参加をお願いします。

参加希望の方は、希望の画材サイズを記載の上お問い合わせください。

色々綴ってみたり、宣伝を書いてみたり…
長くなりましたが、

最後まで読んで頂きありがとうございました。

ふちこ

感情を感じるということ